106.ザ・マミー

を観た。

トム・クルーズ主演。

タイトルからして「ハムナプトラ」。

勿論、いくつか違いもある。

何故エジプトの王女がメソポタミア文明の近くで埋葬されたのか?イムホテップでさえエジプトだったのに?

その答えはズバリ。セト神ならぬ「トム神の」思召し。そう、この作品では王女がセト神と悪の契約を交わすのだが、実はその裏で糸を引いていたのがトム・クルーズこと「トム神」である。トム神が序盤に「銃撃戦」を入れたいと思ったからこそ、そしてその舞台をイラクにしたからこそ王女はメソポタミア文明の近くまで運ばれることになった。

また一体どうやって、またどれくらいの時間をかけてあの地にあれだけの仕掛けを施した墓所を作ったのか?その答えもズバリ、トム神の思召し。もはや神の力と考えないと説明つかない。また、トム神が作った世界のルールの一つに「トムがカッコよければそれで良し」というものがある。従ってここは、「トムが銃撃戦でカッコ良かった」ということでサラッとお茶漬けをかきこむように流して観るのがマナーである。決して深く考えてはいけない。それが「トム神の世界」で最も大切なことである。理屈よりも何よりも、「トムがカッコよく映る」ことが大事。

この作品ではあらゆる場面で「トム神」の力が働いている。序盤に飛行機が墜落したのもそう。そから身をていしてヒロインを助けるカッコいいナイスガイをアピールしたいというのが一番の理由。自分自身は神だから絶対助かる確信を持っていたというのはここだけの話。更にそれだけでなく、そこから死体安置所に舞台が移るのも「トム神」の思召し。助かるだけでは飽き足らず、「肉体美」のアピールも忘れない。そう、全ての演出が「トム神」のために存在していると言っても過言ではない。

アメリカ合衆国第16代大統領アブラハム・リンカーンの言葉を借りてこの作品を評するなら「トム・クルーズの、トム・クルーズによる、トム・クルーズのための作品」である。

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