一度は回避できたスタジオマンションの理事ですが、

管理組合理事長からの電話で、現理事のお1人が下りられたので代わりに引き受けてもらえないか、との打診。

今回はどうも避けられそうにない雰囲気です

次回の総会で承認されれば・・・・という事のいわば根回しです。

スタジオマンションは目下元の管理組合の代表(認知症が発症しお孫さんが代理人)と、管理業務空白期間の管理報酬の返却請求で裁判所に調停を申し立てています。

このマンションはもともと「等価交換方式」で建築された4階建てのワンルームのマンションでして、1階部分と4階部分がもとの地主さんの持分。2階,3階部分が分譲されたものです。

当初から元の地主さんが「管理業務」委託を受ける事となっておりまして、月額20万円の報酬が管理費から支払われておりました。

清掃業者やビルメンテナンスなども15年ほど前までは普通に行われていたのですが、その後、そうした管理業務がほとんど行われていないことに所有者が気付きました。

事情が分かって驚きでした

管理業務を委託されていた「管理人(元の地主)」は、15年ほど前から体調崩したことと、認知症を発症し施設に入所。ご長男と4階に特別な住居(70?ほどの)で同居なされておりましたが、ご長男は会社員でして、管理業務にはほぼノータッチ。その後長男も3年ほど前に急逝。その後長男さん(お孫さん)が代わって居住するようになりました。

つまり、管理人が入院されてからはマンションの管理業務がストップしていたのです。

お孫さんもサラリーマンでして、ごくたまにゴミ捨て場の清掃などをしているのを見かけたことはありましたが、業者の清掃などはずっと入っておりませんでした。

さすがに、これではまずいので管理組合の代表が動いて、昨年管理委託を終了し、別なビル管理会社に管理を委託しました。

以後1年たちますが、今は普通に管理がなされています。

その後の問題として残ったのが、管理業務がほとんどなされていなかった推定15年ほどの期間も、元の管理人には管理報酬が年額240万円しはらわれていたのです。

現管理組合は、その間約15年間の受け取り報酬の約3500万円の返却請求を行ったようです。

しかも、これまでの調査で様々な不合理な点が明らかになってきました。

元の管理人は自分の所有するマンションの部屋(13室と4倍ほどのスペースの自宅)の管理費を数年にわたり滞納していたというのです。

また、共有スペースを自宅駐車場に無料で使用していた事もわかりました。(約25年)

共有スペース(1階に経営しているコインランドリー入口。ここは共有スペース)に「自販機」を4台設置、その報酬も個人的に得ていました。そして、通信中継施設も屋上に設置しその場所のレンタル報酬も個人的に得ていました。

そして一般のワンルームと自宅スペースが床面積に関わらず同額の管理費となっていたことも発覚。(実際はワンルームの4倍ほどのスペースで、管理は床面積に応じて差があるのが通常)

現在のところ、未納分の管理費の請求(2百数十万円とか)には応じるとの返答があったと言いますが、管理業務がなされていない期間に受け取っていた管理報酬およそ3500万円の返却には応じられないという返答のようです。

現管理組合はこれを受けて裁判所に調停を申し立てているという事です。

理事長さんの話では裁判になるだろうとのこと。

こんな状況での理事ですから、できれば避けたいところなのですが、私の資産にもかかわる事ですので逃げてばかりもいられません